【サークル22選】ロボットサークルがある大学一覧!活動内容・実績など徹底解説

学生向けロボットサークル一覧

この記事でわかること

  • ロボットサークルがある大学の一覧と大会実績
  • 活動内容・1年間のスケジュール・役割分担の仕組み
  • サークル選びで失敗しないための5つのチェックポイント
  • 自分の大学にサークルがない場合の選択肢
  • 卒業後もロボット活動を続ける方法

「ロボットを作ってみたいけど、どの大学にサークルがあるの?」「入学した大学にロボットサークルがあるか知りたい」──進学先を選ぶ高校生にも、新歓でサークルを探す大学1年生にも共通する悩みです。

この記事では、ロボットサークルがある主要大学の一覧から、活動内容のリアル、失敗しない選び方、そして卒業後のキャリアへのつなげ方まで網羅的に解説します。

大学のロボットサークルとは?活動の全体像

大学のロボットサークルは、ロボットの設計・製作・プログラミングを行い、各種ロボットコンテスト(ロボコン)への出場を目指す団体です。「ロボット研究会」「ロボコン同好会」「ロボットプロジェクト」など名称はさまざまですが、活動の本質は共通しています。

文系・未経験でも入れる?

多くのサークルは初心者歓迎を掲げています。東京大学RoboTechでは「新入生の過半数が初心者」と公表しており、入部後に先輩からCAD・回路・プログラミングの講習を受けて技術を身につける仕組みが整っています。理系学部に限定しないサークルも多いです。

「研究会」「プロジェクト」「同好会」の違いは?

名称の違いは大学ごとの慣習によるもので、活動内容に本質的な差はありません。ただし「大学公認」か「非公認」かで、活動場所・予算・設備の充実度が大きく変わります。公認団体のほうが大学の工作機械や部室を利用できるケースが多いです。

【2026年版】ロボットサークルがある大学一覧|実績付き

NHK学生ロボコンをはじめとする主要大会の出場実績がある大学を中心に、ロボットサークルを一覧にまとめました。横にスクロールして、各大学の詳細を確認してください。

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大学名 サークル名 エリア 主な出場大会 直近の実績 特徴
豊橋技術科学大学 とよはし☆ロボコンズ 愛知 NHK学生ロボコン / ABUロボコン NHK学生ロボコン2024優勝(3連覇)、ABUロボコン2023世界大会優勝 高専からの編入生が多く技術レベルが非常に高い。日本代表として世界大会優勝の実績
東京大学 RoboTech 東京 NHK学生ロボコン / ABUロボコン NHK学生ロボコン通算8回優勝、ABU世界大会3回優勝 創立約30年の名門。新入生の過半数が初心者でも充実した講習体制で育成
東京科学大学(旧東京工業大学) ロボット技術研究会(ロ技研) 東京 NHK学生ロボコン / Maker Faire Tokyo NHK学生ロボコン2017優勝 「好きなときに好きなものを作る」が信条。ロボコン以外の自由研究も活発。工作機械完備
早稲田大学 ROBOSTEP 東京 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2015優勝、2019準優勝、2025ベスト8+特別賞 2013年設立の比較的新しいサークル。連続出場を継続中で安定した戦績
大阪大学 Robohan 大阪 NHK学生ロボコン / 各種ロボコン NHK学生ロボコン複数回出場 大学公認団体。NHK学生ロボコン以外の大会にも積極的に参加。未経験者歓迎
慶應義塾大学 ロボット技術研究会(KRA) 神奈川 NHK学生ロボコン / 飛行ロボコン NHK学生ロボコン2024出場、飛行ロボコンベストクラフト賞 NHK学生ロボコンと飛行ロボコンの2本柱。初心者が大半で講習会から育成
電気通信大学 ロボメカ工房 NHKロボコン部隊 東京 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場(2年連続) 国立の情報系大学ならではの高い制御・プログラミング技術
東京農工大学 R.U.R 東京 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン常連出場 農工大発のロボコンサークル。複数年にわたる出場実績
東京工科大学 プロジェクトR 東京 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2025出場(9大会連続10回目) 工学部・CS学部が中心。2009年初出場以来の安定した連続出場実績
工学院大学 ロボットプロジェクト(KRP) 東京 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2025出場(2年ぶり18回目) 2002年初出場の古参。通算出場回数は全大学の中でもトップクラス
金沢工業大学 夢考房ロボットプロジェクト 石川 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 大学の「夢考房」施設を活用。充実した設備環境が強み
九州大学 KURT 福岡 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場、過去ベスト4 九州を代表するロボコンチーム。九州地区のロボコン交流会も主催
東北大学 FROM(ロボコンサークル) 宮城 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 東北エリアの代表的なロボコンチーム
京都工芸繊維大学 ロボコン挑戦プロジェクト 京都 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 関西圏の工学系大学。ものづくり教育に力を入れる校風
信州大学 ロボコンサークル 長野 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 地方国立大学ながらNHK学生ロボコン本戦出場を実現
新潟大学 ロボコンサークル 新潟 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 北陸・甲信越エリアの代表的チーム
大阪工業大学 ロボットプロジェクト 大阪 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 工学系私大。実践的なものづくり教育が特徴
ものつくり大学 ロボコンプロジェクト 埼玉 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 校名通り「ものづくり」に特化した大学。加工技術に強み
日本工業大学 ロボット製作プロジェクト 埼玉 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン2024出場 カレッジマイスタープログラムの一環としてロボコンに挑戦
長岡技術科学大学 ロボコンプロジェクト 新潟 NHK学生ロボコン / ABUロボコン ABUロボコン出場実績あり 高専からの編入が約8割。短期間でメンバーが入れ替わる中で技術を継承
岐阜大学 ロボコンサークル 岐阜 NHK学生ロボコン / ROBO-ONE / かわさきロボット 複数の大会に出場 NHK学生ロボコンだけでなく、ROBO-ONEやマイコンカーラリーなど多方面に挑戦
三重大学 M³RC(エムキューブアールシー) 三重 NHK学生ロボコン NHK学生ロボコン出場を目標に活動 メンバーのほとんどが初心者。部全体で知識を高め合う風土

※NHK学生ロボコン2024の出場18チーム(東北大学、ものつくり大学、日本工業大学、電気通信大学、東京工科大学、東京工業大学、東京大学、東京農工大学、早稲田大学、慶應義塾大学、新潟大学、金沢工業大学、信州大学、豊橋技術科学大学、豊田工業高等専門学校、京都工芸繊維大学、大阪工業大学、九州大学)を中心に、その他の大会出場実績がある大学も含めて掲載しています。情報は2026年4月時点の調査に基づきます。

大学サークル以外の選択肢

RobotMateHub Salon

大学のサークルとは異なりますが、RobotMateHub Salonはロボットエンジニア同士をつなぐマッチングプラットフォームです。大学の枠を超えてロボット好きの仲間と出会いたい方、在学中からキャリアを意識したい方、自分の大学にサークルがない方におすすめです。オンラインで全国から参加でき、学生・社会人を問わずロボットに関する情報交換やプロジェクト参加が可能です。

大学ロボットサークルの活動内容を詳しく解説

1年間のスケジュール

NHK学生ロボコンを目指すサークルの場合、おおむね次のようなサイクルで活動します。

4〜5月

新入生歓迎・勧誘期間。体験入部、説明会を実施。

5〜7月

新人向け講習会(CAD、電子回路、C/C++、Pythonなど)。先輩が教える形式が一般的。

8〜9月

夏休み中に新人戦やミニ大会へ参加。実践で基礎スキルを磨く。

10〜12月

翌年のNHK学生ロボコンのルール発表。戦略会議、アイデア出し、概念設計。エントリーシート作成。

1〜2月

書類選考・第1次ビデオ審査に向けた製作開始。プロトタイプの設計・加工。

3〜4月

第2次ビデオ審査に向けたロボット完成・テストラン撮影。出場チーム決定。

5〜6月

本戦に向けた最終調整・改良。6月にNHK学生ロボコン本戦。

役割分担の仕組み

ロボットサークルでは、1台のロボットを複数の専門班に分かれて製作します。どの班に入るかは本人の興味で選べるのが一般的です。

機械班(メカ屋)

ロボットのフレーム・機構を3D CAD(SolidWorks、Fusionなど)で設計し、加工・組立を行う。ものづくりの中心的な存在。

回路班(エレキ屋)

モーター制御基板やセンサー基板などの電子回路を設計・実装。はんだ付けや基板設計ソフト(KiCadなど)を使う。

制御班(ソフト屋)

ロボットの動作を制御するプログラムを開発。C/C++やPython、ROS等を使い、画像認識や自律走行も担当。

総務・運営

予算管理、スポンサー交渉、大会出場手続き、広報活動など。組織運営に興味がある人に向いている。

ロボットサークルの選び方|入る前にチェックすべき5つのポイント

01

大会志向か自由製作か

NHK学生ロボコンで優勝を目指すガチ系なのか、個人で好きなものを作る自由系なのかで、活動の雰囲気は大きく変わります。前者は達成感が大きい反面、拘束度も高めです。見学時に先輩に直接聞くのが一番確実です。

02

活動頻度と拘束度

NHK学生ロボコン出場を目指すサークルは週3〜5日の活動が一般的で、大会前は毎日になることもあります。一方、自由製作系なら週1〜2日ペースで無理なく続けられます。アルバイトや他のサークルとの掛け持ちが可能かも要確認です。

03

部費・個人負担の費用感

部費は年間数千円〜2万円程度が一般的ですが、ロボットの材料費は別途かかる場合があります。大学からの助成金やスポンサー企業からの支援で賄っているサークルも多いので、個人負担がどの程度かを事前に確認しましょう。

04

設備・作業スペースの充実度

フライス盤、旋盤、3Dプリンタ、レーザーカッターなどの工作機械が使えるかどうかは、ロボットの完成度に直結します。大学公認サークルなら学内の工作室を利用できることが多いです。

05

先輩の就職先・キャリアへの影響

ロボットサークルの経験は就活で高く評価されます。設計・制御・プロジェクト管理の実践経験は、自動車・電機・IT企業への就職に直結します。OB/OGの就職先を聞いておくと、キャリアのイメージがつかみやすいです。

ロボットサークルに入るメリット・デメリット

メリットは?

実践的な技術スキルが身につくことが最大のメリットです。CAD・電子回路・プログラミングを座学ではなくロボット製作という実践を通して学べます。加えて、チームで一つのプロジェクトを完遂するプロジェクト管理能力、スポンサー交渉などの対外折衝経験も得られます。就活では「学生時代に力を入れたこと」として非常に強いエピソードになります。

デメリットは?

最も多い声は時間的拘束の大きさです。特に大会直前は連日の作業になるため、学業やアルバイトとの両立に工夫が必要です。また、材料費などの金銭的負担、チーム内の意見対立による人間関係のストレスもゼロではありません。ただし、これらは社会に出てからも直面する課題であり、学生のうちに経験しておく価値は大きいです。

学業との両立は可能?

多くのサークルでは、テスト期間中は活動を休止する運用をしています。ただし大会直前期と試験期間が重なる場合はハードになります。時間管理を意識すれば十分に両立可能ですが、「サークルに全力を注ぎたいなら大会志向」「バランスを重視したいなら自由製作系」と、自分のスタイルに合った選び方をしましょう。

ロボットサークルがない大学の場合どうする?

選択肢①:インカレ(他大学のサークルに参加)

一部のロボットサークルは他大学からの参加を受け入れています。近隣の大学にロボットサークルがあれば、問い合わせてみる価値があります。特にインカレ歓迎を掲げているサークルなら、大学が異なっても問題なく馴染めます。

選択肢②:学外のロボットコミュニティに参加

ROS Japan Users Groupなどのconnpass勉強会や、Scramble(次世代ロボットエンジニア支援機構)のボランティア活動に参加する方法があります。大学の枠を超えた交流ができ、社会人エンジニアとの人脈も広がります。

選択肢③:自分で立ち上げる

有志を集めて新サークルを立ち上げることも可能です。NHK学生ロボコンは毎年全国から50〜80チームが応募しており、新設チームの参加も珍しくありません。大学の学生課に相談し、公認団体としての登録を目指すと、活動場所や予算が得やすくなります。

選択肢④:RobotMateHub Salonでロボット仲間を見つける

大学内にサークルがなくても、RobotMateHub Salonならオンラインで全国のロボット愛好者やエンジニアとつながれます。プロジェクト単位での参加も可能なため、自分のペースでロボット活動を始められます。在学中からロボット業界の人脈を築きたい方にも最適です。

大学卒業後もロボット活動を続けるには?

大学のロボットサークルで培ったスキルや熱量を、卒業後も活かす道は確実に広がっています。

社会人ロボットサークル・コミュニティへの参加:マイクロマウス、ROBO-ONE、かわさきロボット競技大会など、社会人でも出場できるロボコンは数多くあります。Scramble(次世代ロボットエンジニア支援機構)には社会人チームも存在し、製作スペースの提供も受けられます。

キャリアとしてのロボットエンジニア:ロボットサークルで得た設計・制御・プログラミングのスキルは、ロボットSIer、メーカーの開発部門、スタートアップなどで即戦力として評価されます。副業やフリーランスとしてロボット関連案件を受注する道もあります。

スキルの可視化と仲間探し:ロボティクス分野の検定でスキルを客観的に証明することで、転職や案件獲得の際にアピール材料になります。また、RobotMateHubのようなロボットエンジニア向けマッチングプラットフォームを活用すれば、卒業後も同じ熱量の仲間やプロジェクトと出会い続けることができます。

まとめ|ロボットサークルで大学生活を変えよう

この記事のポイント

  • 掲載大学数:NHK学生ロボコン出場校を中心に22大学以上を一覧化
  • 初心者OK:多くのサークルは未経験者歓迎。講習体制が整っている
  • 活動内容:機械班・回路班・制御班・総務に分かれてチームで製作
  • 選び方:大会志向 vs 自由製作、活動頻度、費用、設備、キャリアの5軸で比較
  • サークルがない場合:インカレ、学外コミュニティ、自分で立ち上げ、RobotMateHub Salonの4択
  • 卒業後:社会人ロボコン、キャリア活用、RobotMateHubで活動を継続

ロボットサークルは、大学4年間で得られる経験の中でも最もエキサイティングなもののひとつです。「自分の手で作ったロボットが動く」感動は、講義では絶対に味わえません。まずは気になる大学のサークルに見学・体験参加してみてください。きっと、大学生活を変える出会いが待っています。